水曜日

ビジネスと勉強

本屋さんに行くと、ビジネス向けの本がたくさん並んでいるのだが、読まねばならないと考える人がとても多いのだと思う。ところが一方で何を読んだら良いのかわからない人もたくさんいるのだ。しばしば選らばれるのがイングリッシュ本なのだ。確かに英語が必要なビジネスシーンは多くなった。ところがだ身に付く観点から考えると、海外に転勤しなければならないなどの、明確なアウトプットが無いと生活費は殆ど見込めないのが実状だ。問題はとりあえず英語はやっときゃなという安易な考えで、勉強そのものを目的にしてしまっている人が殆どなのだ。勉強を先行投資としたとき明確な成果が欲しいと考える人が殆どだ。イングリッシュの勉強は先行投資にはなるかもしれないが、すべての人が明確な成果に結びつくとは限らないのだ。とりあえず英語でも勉強しようと思っている人は、先行投資ではなく保険をかけているに過ぎないのだ。保険というのはいつか役立つ、いざの時に役に立つといった程度なのだ。本当に身に付ける為には、もっと強い必然性が必要になるのだ。