日曜日

現場技能職を来春5割増の大量採用

来春の就職状況なのだが、なんでも製造業の大手が高校生の新卒者を中心として現場の技能職の採用を大幅に拡大するというのだ。なんと日立製作所や東芝、キヤノンといった製造業などが09年の春の採用を前年比で5割も増やすというではないか。なんでも鉄鋼や自動車を加えた大手企業10社の採用する数は、製造業への人材派遣が解禁された04年の約3倍になるというのだ。なんでも派遣社員の外部の労働力への依存が進んでいるのだが、技能を持っていた団塊の世代の大量な退職によって、生産業務の現場の空洞化が始まっているのだというではないか。なんでも製造業各社は技能職の採用を増して、ものづくり力を維持して行きたい思惑があるようなのだ。